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在韓10年目 韓国人の夫、娘2人、ワンちゃんの4人プラス1匹暮らし


by seoulhappydays
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4月の読書

1.制服捜査          佐々木 譲
2.眠りの森          東野 圭吾
3.悪意            東野 圭吾
4.私が彼を殺した       東野 圭吾
5.赤い指           東野 圭吾
6.ママ、ひとりでするのをてつだってね! 相良 敦子
7.空山            帚木 蓬生
8.おとながこどもにできること   ローター・シュタイマン
9.1Q48(BOOK1 BOOK2)   村上 春樹
10. お母さんの工夫        相良 敦子 ・ 田中 昌子





「制服捜査」は一人の駐在所の警官を主人公にした短編集です。
これが思いのほか面白かったです。
作者もとりかかってから、駐在所では小説になるような事件は頻発しないと思ったらしいですが、ささやかな・・・されど何かがくすぶっている感じはよく出ていました。

4月放送開始の「新参者」を読むための加賀恭一郎シリーズを、3.4.5.(全て再読)と読みました。
事件をめぐる謎解きもさることながら、主人公と父親との関係が終結した「赤い指」は最初に読んだ時とは違った感慨がありました。

そして、育児でのヒントとしている「ママ、ひとりでするのをてつだってね!」時々読み直して自分に渇!を入れています。
子ども主体とはわかっていますが、日常はなかなか・・・
反省することしきり・・・でした。

「空山」は「空夜」の続編。
「空夜」が恋愛物の色が濃かったのですが、「空山」はゴミ処理センターの建設をめぐり環境問題ともあわせて、私はこちらの方が面白かったです。
8年程前、母の洋服を買いに行った際、ブティックの店員さんとなぜか読書の話になり、同じ福岡県出身の帚木さんの作品「三たびの海峡」を推薦されてから時々この作者の作品を手にとるようになりました。

「おとながこどもにできること」
育児書を読むたび思うのですが、自分も含めてやっぱりおとなって子どもに対して傲慢だなあ・・・と、思ってしまいます。
そんな自分を省みながら、マタニティーライフを送っています。

「1Q48」は現在言わずと知れたベストセラー。
今月中旬に発売になったBOOK3をより楽しむために、帰国前の慌しい中再読しました。
やっぱり、1度目はこれで完結、と思って読んだのですが、再読は続きがあることが前提ですので少々受ける感じが違いました。
さて、帰ってからのBOOK3が期待されます^^

「お母さんの工夫」はモンテッソーリ教育をもとにした育児書です。
こちらの幼稚園ではこの”モンテッソーリ”を前面に出している幼稚園も多々見かけます。
説明を聞いても何だか教具にばかり重点を置いているようなので、教育の根本”こどもの見方”について学びたくて購入した一冊です。
育児書は結構すらすらと読めるのですが、実践できてどれだけ・・・の世界ですからね。
参考にさせていただきます^^
by seoulhappydays | 2010-05-02 22:24 | その他